赤外線建物診断
赤外線建物診断とは?
赤外線・雨漏り調査とは赤外線画像装置を用いて、外壁などの損傷個所を赤外線カメラで解析し、劣化状況を診断することです。
国土交通省が平成20年4月より、建築基準法第12条に基づき特殊建築物等(劇場、映画館、病院、ホテル、共同住宅、学校、百貨店等)所有者・管理者に対して「定期報告制度」の見直しが実施されました。
これまでは注意喚起を促すレベルとしていたものから、築10年以上経過した建物は必ず専門家の診断・調査を行い、その調査内容を特定行政庁へ報告することが義務化されました。
この背景には、各地で起きた建物の経年劣化が一因と見られる「広告版の落下」や「昇降機の発煙事故」などが多発したことが挙げられています。
当社での事例
①板金の納まりが悪く浸水した水分が滞留しています。
②屋根の経年劣化により、野地板伝いに水分が滞留しています。
④サッシ枠から滲入した水分が外壁材と構造用合板に滞留しています。
③⑤施工時の塗膜が薄く伸縮性のない材料だったため、塗装膜表面の微細亀裂から雨水が滲入し滞留しています。
15年間以上にわたる雨漏りが、想像以上に建物に悪影響を与え、大規模改修工事となってしまいました。
ご依頼主のSさんは雨漏り調査が終了し、ため息混じりに言いました。
「15年以上も悩まされ続けてきた雨漏りが、赤外線を使った科学調査でアッという間に発見できるなんて…もっと早く赤外線の雨漏り調査に出会っていたら…こんなにリフォームしないで済んだかもしれないなぁ。」
Sさんのようにならないために、一度調査してみませんか?